エドワード・オールビーとは?
えどわーどおーるびー
エドワード・オールビーは、「バージニア・ウルフなんかこわくない」で知られる20世紀アメリカを代表する劇作家で、不条理演劇の旗手です。
エドワード・オールビー(Edward Albee、1928〜2016年)は、ワシントンD.C.生まれのアメリカの劇作家です。養子として裕福な家庭に引き取られましたが家族との関係は良好ではなく、20代でニューヨークへ出て創作活動を始めました。
1960年代に発表した「動物園物語」「アメリカン・ドリーム」などの初期作品で、欧州の不条理演劇(カミュ、ベケット、イヨネスコ)の影響を受けた実験的な演劇スタイルを確立します。1962年の「バージニア・ウルフなんかこわくない(Who's Afraid of Virginia Woolf?)」は、大学教授夫妻が一夜にわたり激しく罵り合う密室劇で、アメリカ演劇史上の傑作として世界中で上演されました。
オールビーの劇の特徴として挙げられるのは以下の点です。
- 言語による暴力と心理的な権力闘争
- アメリカン・ドリームへの批判と幻想の解体
- 不条理な状況設定と写実的な対話の組み合わせ
- 家族・夫婦関係の崩壊と孤独の描写
ピュリツァー賞を3回(1967年・1975年・1994年)受賞し、トニー賞も複数受賞しました。20世紀後半のアメリカ演劇を牽引した最重要人物の一人です。
使い方・例文
「バージニア・ウルフなんかこわくない」は映画化もされており、アメリカ演劇や不条理演劇の授業・解説でよく取り上げられます。
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