エドモン・ジャンサンとは?
えどもんじゃんさん
エドモン・ジャンサンとは、19世紀フランスの天文学者・写真家で、太陽や皆既日食の科学的観測に先駆的な貢献をした人物です。
エドモン・ジャンサン(Jules Janssen、正式名ピエール・ジュール・セザール・ジャンサン、1824年〜1907年)は、フランスの天文学者で、太陽スペクトルの研究と天体写真の先駆者として知られています。「エドモン」と表記されることもありますが、一般にはジュール・ジャンサンとして広く知られています。
ジャンサンは1868年のインドでの皆既日食観測において、太陽のプロミネンス(紅炎)を分光器で観測し、太陽大気中にヘリウムの存在を示唆するスペクトル線を発見しました。この発見はイギリスの天文学者ノーマン・ロッキャーとほぼ同時に行われており、ヘリウム発見の共同功績者の一人として評価されています。
主な業績は以下の通りです。
- 太陽プロミネンスのスペクトル観測とヘリウム発見への貢献
- 皆既日食の精密な天文観測
- パリ天文台のムードン支部を設立し天体写真研究を推進
- モン・ブランへの気球・登山による高高度観測
ジャンサンは天文写真の開拓者としても評価が高く、太陽表面の細粒構造(グラニュレーション)を写真に収めた最初期の人物の一人です。月面のクレーターにもその名が付けられています。
使い方・例文
天文学史やヘリウムの発見をめぐる科学史の解説において、エドモン・ジャンサンは太陽観測の先駆者として登場します。
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