エイトル・ヴィラ=ロボスとは?
えいとるゔぃらろぼす
エイトル・ヴィラ=ロボスとは、20世紀ブラジルを代表する作曲家で、ブラジルの民俗音楽とヨーロッパのクラシック音楽を融合させた独自の作風で知られ、南米で最も国際的に評価された作曲家のひとりです。
エイトル・ヴィラ=ロボス(Heitor Villa-Lobos、1887〜1959年)は、ブラジルのリオデジャネイロに生まれた作曲家です。チェロ奏者であった父親の影響を受けて音楽に親しみ、独学で作曲技術を磨いた後、ブラジル各地をギターを携えて旅し、民衆の音楽を吸収しました。
1920年代にパリへ渡り、当時の前衛音楽の潮流にも触れましたが、彼の作風の核心はあくまでブラジルの音楽的アイデンティティにありました。代表作『ブラジル風バッハ』(Bachianas Brasileiras)全9曲は、バッハの対位法的な書法とブラジルの民俗的リズムや旋律を結びつけた意欲作で、特に第5番のソプラノとチェロ8本のための作品は広く親しまれています。
ヴィラ=ロボスの主な特徴・功績は次のとおりです。
- ショーロやサンバなどブラジル固有の音楽語法の活用
- 2000曲を超える膨大な作品数
- ブラジルの学校音楽教育の整備への貢献
- ギター音楽への卓越した貢献(セゴビアとの交流)
南米クラシック音楽の地位を国際舞台に押し上げた先駆者として、今も高く評価されています。
使い方・例文
クラシックギターのレパートリーを調べるときや、ラテンアメリカの近代音楽史を学ぶ際に、ヴィラ=ロボスの名前が必ず登場します。
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