ウェットフェルトとは?
うぇっとふぇると
ウェットフェルトとは、羊毛などの天然繊維を温水と石けんで濡らして揉み、繊維を絡ませてフェルト生地を作る手法のことです。
ウェットフェルトとは、羊毛(ウール)などの動物性繊維を温かい石けん水に浸し、手で揉んだり擦ったりする物理的な摩擦を加えることで、繊維のスケール(表面のうろこ状構造)同士を絡み合わせ、密度の高いフェルト生地を作り上げる技法です。
基本的な工程は次のように進みます。
- 羊毛を薄く広げてシート状に重ねる(レイアウト)
- 温かい石けん水をかけて全体を濡らす
- 手のひらや専用マットで押したり擦ったりする(プレフェルト段階)
- 圧力をかけながらさらに揉み込み、繊維を収縮・固定させる(フルフェルト)
- すすいで石けんを落とし、形を整えて乾燥させる
ウェットフェルトの魅力は、立体的な造形が可能な点です。バッグ・帽子・スリッパ・アクセサリーなど、しっかりとした構造を持つ作品を一枚の布から成形できます。また、染色した羊毛を組み合わせることで豊かな色彩表現も楽しめます。ニードルフェルトと比較すると水と石けんだけで道具が少なく始めやすい反面、作業中に水を多く使うため作業スペースの確保が必要です。
使い方・例文
羊毛をシート状に並べ、石けん水で濡らしながら手で揉んでバッグや帽子を作る手芸の場面で登場する技法です。
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