本文へスキップ

ウィリアム1世 (イングランド王)とは?

うぃりあむいっせい

ウィリアム1世とは、1066年のノルマン・コンクェストを率いてイングランドを征服したノルマンディー公で、「征服王」とも呼ばれる国王です。

ウィリアム1世(1028頃〜1087年)は、フランス北部のノルマンディー公として権力を確立し、1066年のイングランド征服によってノルマン朝初代国王となった人物です。「征服王(ザ・コンカラー)」の異名で知られています。

1066年1月、イングランド王エドワード証聖王が後継者を定めずに死去すると、ハロルド・ゴドウィンソンが即位しました。ウィリアムはエドワードから王位継承を約束されていたと主張し、ノルマンディーから大軍を率いてイングランドに上陸しました。同年10月のヘイスティングズの戦いでハロルド王を討ち取り、クリスマスにウェストミンスター寺院でイングランド国王として戴冠しました。

ウィリアム1世がイングランドにもたらした主な変革は以下のとおりです。

  • 封建制の導入——土地を全て王の所有とし、諸侯・騎士に封土として分配する体制を確立した
  • ドゥームズデイ・ブック(1086年)——全国的な土地・財産調査書を作成し、課税の基礎とした
  • ノルマン・フランス語の普及——支配層の言語として英語とフランス語が混在し、現代英語の語彙に大きな影響を与えた
  • 城砦の建設——各地にノルマン式の城を築き、支配を安定させた

ノルマン・コンクェストはイングランドの言語・文化・社会構造を根本から変えた歴史的事件として、英国史の最重要転換点の一つとされています。

使い方・例文

イギリス史の授業や歴史小説でノルマン征服を扱う際、ウィリアム1世とヘイスティングズの戦いはほぼ必ず取り上げられます。中学・高校の世界史教科書にも登場する人物です。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

同じ読みのことば

「うぃりあむいっせい」と同じ読みで、意味のちがうことばです。

関連用語