ウィリアム1世 (征服王)とは?
うぃりあむいっせい
ウィリアム1世(征服王)とは、1066年のヘイスティングスの戦いでイングランドを征服し、ノルマン朝を開いたフランス系の王です。
ウィリアム1世(1028年頃〜1087年)は、フランスのノルマンディー公として生まれ、1066年にイングランドを武力征服した国王です。「征服王(ザ・コンカラー)」の異名で広く知られます。
当時のイングランド王エドワード懺悔王が後継者を明示しないまま死去したため、王位をめぐる争いが勃発しました。ウィリアムはエドワードから王位を約束されたと主張し、1066年9月にノルマンディーから軍を率いてイングランドに上陸。同年10月のヘイスティングスの戦いで当時の国王ハロルド2世を討ち取り、同年クリスマスにウェストミンスター寺院で戴冠式を挙げました。
征服後のウィリアムが行った主な施策は以下の通りです。
- フランス語(ノルマン語)を宮廷の公用語とし、イングランドの文化と言語に大きな変化をもたらした
- 土地を封建的に再編し、フランス系の貴族に分配することで支配体制を固めた
- 1086年に土地台帳「ドゥームズデイ・ブック」を作成し、課税のため全国の資産を詳細に調査した
彼の征服は現代の英語にも影響を残しており、英語に多数のフランス語由来の語彙が含まれる原因の一つとなっています。イングランド史の転換点として、1066年は最も重要な年の一つに数えられます。
使い方・例文
「ウィリアム1世の征服によって、イングランドにはノルマン封建制が導入され、英語にも多くのフランス語彙が流入した」というように、イギリス史や英語の歴史を学ぶ場面で登場します。
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