ウィリアム・サマセット・モームとは?
うぃりあむさませっともーむ
ウィリアム・サマセット・モームとは、20世紀前半を代表するイギリスの小説家・劇作家で、世界的に読まれた作品を多数残した人物です。
ウィリアム・サマセット・モーム(William Somerset Maugham、1874〜1965)は、パリ生まれのイギリス人作家です。幼少期に両親を相次いで亡くし、イギリスの叔父のもとで育ちました。医師免許を取得した後、文学の道に進み、小説・戯曲・短編と多岐にわたるジャンルで活躍しました。
代表作には自伝的長編小説『人間の絆』があり、主人公フィリップが様々な試練を経て自己を見つめ直す物語として、今日でも広く読まれています。また、画家ポール・ゴーギャンの生涯をモデルにした『月と六ペンス』は、芸術と生活の葛藤を鋭く描いた作品として名高く、世界中で翻訳されています。
モームの作品の特徴は次のとおりです。
- 簡潔で読みやすい文体
- 人間の本性や偽善を鋭く観察する視点
- 異国情緒豊かな舞台設定(東南アジア・南太平洋など)
- エンターテインメント性と文学的深みの両立
第一次世界大戦中はイギリス情報部のスパイとして働いた経験もあり、その体験が後の作品に色濃く反映されています。91歳で没するまで精力的に執筆を続け、20世紀最多の読者を持つ英語作家のひとりとして名を残しています。
使い方・例文
「モームの『人間の絆』は青春時代の必読書だ」のように、近代英文学を語る文脈でよく名前が挙がります。
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