本文へスキップ

インターライニングとは?

いんたーらいにんぐ

洋服の表地と裏地の間に挟む芯地のことで、衣服に形・張り・ボリューム感を与えるための素材です。

インターライニング(interlining)とは、衣類の表地と裏地の間に挟み込む補助的な素材の総称です。日本では「芯地(しんじ)」とも呼ばれ、衣服の仕立てにおいて形状保持・補強・保温などの役割を担います。

インターライニングが使われる主な目的は以下の通りです。

  • 形状保持:襟や袖口、ボタンホール周りなどをしっかりさせ、型崩れを防ぐ
  • 補強:生地の弱い部分を内側から支え、耐久性を高める
  • ボリューム付与:ジャケットの肩や胸など、ふっくらとした立体感を出す
  • 保温性向上:アウター類では断熱材として機能し、防寒性を高める

素材としては織物系(平織り・綾織りなど)、不織布系(フリース状・樹脂加工など)、編み物系など多種多様なものがあります。また、熱で接着できる「接着芯(fusible interlining)」と、縫い付けて固定する「縫い込み芯(sew-in interlining)」に大別されます。接着芯はアイロンの熱で簡単に固定できるため、現代の既製服製造で広く使われています。

高級なテーラードジャケットでは馬の毛(毛芯)を使った手縫い仕立てが今も行われており、インターライニングの選択と施し方が衣服の品質や着心地を大きく左右します。洋裁・ファッションデザインを学ぶ上で欠かせない基礎知識です。

使い方・例文

ジャケットの前身頃にインターライニングを貼ることで、ラペルがきれいに立ち上がり、長期間着用しても型崩れしにくくなります。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語