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インサートショットとは?

いんさーとしょっと

インサートショットとは、映像の流れの中に別の映像を短く挿入して、情報や感情を補足する撮影編集手法です。

インサートショットとは、映画やドラマ・映像作品において、シーンの本筋となる映像の途中に、別の映像クリップを挿入する編集技法のことです。「カットイン」とも呼ばれます。

その主な目的は、観客に対して重要な情報を伝えること、または登場人物の視点や感情を強調することにあります。たとえば、会話シーンの中に手元の時計のアップを挿入すれば、時間的な切迫感を演出できます。また、キャラクターが何かを見つめる視線の後に対象物のクローズアップを挿入することで、その重要性を観客に明示できます。

インサートショットの代表的な種類には以下があります。

  • カットアウェイ:現在のシーンとは直接関係ない場所・人物・出来事を挿入し、文脈を広げる
  • ポイント・オブ・ビュー(POV)ショット:登場人物の視点から見える映像を挿入する
  • リアクションショット:ある出来事に対する人物の表情・反応を挿入する

インサートショットは映像のリズムをコントロールし、観客の注意を意図的に誘導するための強力な手段です。適切に使うことでサスペンスや感情移入を高め、説明的なセリフを使わずに情報を伝えられるため、映像表現の基本技法として広く活用されています。

使い方・例文

刑事が容疑者の部屋を調べるシーンで、棚の上に置かれた凶器のアップ映像をインサートショットとして挿入することで、観客だけがその存在を知るサスペンスを生み出します。

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