イニシアティブとは?
いにしあてぃぶ
イニシアティブとは、物事を率先して始めたり主導したりする主体的な姿勢や行動力を指す言葉です。
イニシアティブ(initiative)は、英語から借用されたカタカナ語で、大きく分けて二つの意味で使われます。ひとつは「率先して物事を始める意欲・行動力・主導権」、もうひとつは「特定の政策・計画・取り組みの総称」です。日本語では文脈によって「先導権」「主導権」「自主性」などと訳されます。
ビジネスや組織の場面では、「イニシアティブを取る(発揮する)」という形で使われることが多く、チームや交渉の場で積極的にリードし、方向性を決める力を指します。受け身にならず自ら課題を見つけ行動する態度は、現代のリーダーシップ論でも重視されています。
政策・外交の分野では、「〇〇イニシアティブ」という形で特定の国際的な取り組みや政策パッケージに命名されることがあります。例えば「デジタルイニシアティブ」「グリーンイニシアティブ」などがあり、組織や政府が主導して推進するプログラム全体を指します。
また、政治制度用語としての「イニシアティブ」は、市民が直接法案や条例の制定を発議できる直接民主主義の制度(住民発案)を意味することもあります。スイスや米国の一部の州で採用されているこの制度は「国民発案」「住民発議」などとも呼ばれます。
使い方・例文
プロジェクトの方向性が定まらない会議で、参加者の一人が具体的な提案を持ち出してまとめに向けて動き始めたとき、「彼がイニシアティブを取ってくれた」と表現します。
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