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アン (グレートブリテン女王)とは?

「あん」(ぐれーとぶりてんじょおう)

アン女王とは、1702年から1714年まで在位したグレートブリテン王国最初の君主であり、イングランドとスコットランドを合同させた女王です。

アン(Anne, 1665〜1714年)は、スチュアート朝最後の君主であり、グレートブリテン王国の初代君主として歴史に名を残します。ジェームズ2世の娘として生まれ、プロテスタントとして育てられました。

1702年に姉メアリー2世の夫ウィリアム3世の死去に伴い、イングランド女王・スコットランド女王として即位しました。在位中の最大の業績は1707年のイングランドとスコットランドの合同(連合法)であり、これによりグレートブリテン王国が誕生しました。

スペイン継承戦争(1701〜1714年)では、名将マールバラ公の活躍もあり、ブレナムの戦いなどでフランスに勝利を重ねました。1713年のユトレヒト条約によって戦争を終結させ、イギリスはジブラルタルやアカディアなどを獲得しました。

私生活では17回の妊娠を経験したにもかかわらず、成人した子どもを一人も残せなかったことで知られます。王位継承問題を解決するため1701年に制定された王位継承法により、彼女の死後は遠縁のハノーヴァー家がイギリス王位を継承することになりました。アン女王の治世は、現代のイギリスの国家的枠組みを形成した重要な時代です。

使い方・例文

「アン女王の時代に成立した合同法が、今日のイギリスの基盤を作った」のように、イギリス近代史やスコットランドとイングランドの統合を論じる文脈で使われます。

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