アントニオ・ロペス・デ・サンタ・アナとは?
あんとにおろぺすでさんたあな
アントニオ・ロペス・デ・サンタ・アナとは、19世紀メキシコで何度も大統領職を務めた軍人・政治家で、テキサス独立戦争やアメリカ=メキシコ戦争で中心的役割を果たした人物です。
アントニオ・ロペス・デ・サンタ・アナ(Antonio López de Santa Anna、1794〜1876年)は、メキシコの軍人・政治家で、波乱に満ちた政治キャリアの中で計11回にわたり大統領職に就いた、19世紀メキシコを象徴する人物です。
スペイン植民地軍の将校として出発し、メキシコ独立戦争では途中で独立派に転じました。1833年に初めて大統領に就任して以降、権力を握っては失い、また復活するというサイクルを繰り返しました。その姿から「拿破崙(ナポレオン)気取り」とも称されます。
国際的には以下の出来事で特に知られています。
- 1836年のテキサス独立戦争でのアラモの砦攻略と、その後のサン・ジャシントの戦いでの敗北・捕縛
- 1838年の「菓子戦争」(フランスとの武力衝突)での片足喪失
- 1846〜48年のアメリカ=メキシコ戦争での指揮と敗北(メキシコは現在のカリフォルニア州などを失う)
これらの敗北によりメキシコは広大な領土を失い、サンタ・アナはその責任者として歴史的批判を受けています。一方で、外国の侵略に抵抗した愛国者として一面的に英雄視する見方もあり、評価は今日も複雑に分かれています。
使い方・例文
テキサス独立やアメリカとの戦争を扱う歴史の授業・書籍で必ず登場する人物で、「アラモの戦い」の文脈でもよく名前が挙がります。
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