アルベルト・ケッセルリングとは?
あるべるとけっせるりんく
アルベルト・ケッセルリングは第二次世界大戦中にドイツ空軍と陸軍を指揮した元帥で、イタリア戦線での粘り強い防衛作戦で知られます。
アルベルト・ケッセルリング(Albert Kesselring、1885〜1960年)は、ドイツの軍人で、第二次世界大戦において枢軸国側の最も有能な指揮官の一人と評価されています。
バイエルン州出身のケッセルリングは、第一次世界大戦後に軍歴を積み、1930年代にはドイツ空軍(ルフトヴァッフェ)の創設に深く関与しました。ポーランド侵攻やフランス戦役、バトル・オブ・ブリテンなど、開戦初期の主要作戦で航空部隊を指揮し、その功績から南方軍総司令官に任命されました。
ケッセルリングの名を最も高めたのは、イタリア戦線における防衛戦術です。連合国軍のシチリア島上陸(1943年)以降、限られた兵力でイタリア半島を段階的に防衛し、グスタフ・ラインやゴシック・ラインといった防衛線を構築して連合国軍の進軍を大幅に遅らせました。この粘り強い作戦指導から「笑うアルベルト」の異名を持ちながらも、指揮官としての冷静さと柔軟性で部下から信頼されていました。
戦後はイタリアにおける戦争犯罪として死刑判決を受けましたが、後に減刑・釈放されました。回顧録の執筆や西ドイツ退役軍人組織の活動にも関わりました。軍事史においては防衛戦術の模範事例として現在も研究されています。
使い方・例文
第二次世界大戦の欧州戦線、特にイタリア戦線の経緯を学ぶ場面でケッセルリングの名前が登場します。防衛作戦の名指揮官として軍事史の教材でも取り上げられます。
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