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アルクインとは?

あるくいん

アルクインとは、8世紀から9世紀にかけて活躍したアングロ・サクソン人の神学者・教育者で、カール大帝の宮廷で学術・教育改革を主導した人物です。

アルクイン(ラテン語: Alcuinus、735年頃〜804年)は、現在のイングランド北部ヨークに生まれたアングロ・サクソン人の学者・聖職者です。ヨーク大聖堂の学校で学び、その後同校の校長(スコラスティクス)として教育に携わりました。

781年頃、フランク王国のカール大帝(シャルルマーニュ)の招聘を受けてアーヘン宮廷に移り、宮廷学校(Schola Palatina)の指導者となりました。この宮廷学校でアルクインが行った教育改革は「カロリング・ルネサンス」と呼ばれる文化復興運動の核心をなすものでした。彼の貢献は多岐にわたります。

  • 自由七科(文法・修辞・弁証法・算術・幾何・天文・音楽)の体系的な教授
  • ラテン語の文法と正書法の統一・普及
  • 写本の筆写と古典文献の保存・普及
  • カロリング小文字体の発展への貢献
  • 神学論考・書簡・詩など多数の著作執筆

796年以降はトゥール(現フランス)のサン・マルタン修道院長として余生を過ごし、そこでも弟子の育成と著作活動を続けました。アルクインの活動はヨーロッパにおける修道院学校と宮廷学校の発展に大きく寄与し、中世ヨーロッパの知的基盤の形成に欠かせない役割を果たした人物として評価されています。

使い方・例文

中世ヨーロッパの教育史や「カロリング・ルネサンス」を解説する際に必ず言及される人物で、ラテン語教育や写本文化の普及者として紹介されます。

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