アボガドロの法則とは?
あぼがどろのほうそく
「法則」の用語まとめを見るアボガドロの法則とは、同温・同圧のもとでは気体の種類に関わらず同体積中に同数の分子が含まれるという化学の基本法則です。
アボガドロの法則(Avogadro's Law)は、イタリアの物理学者アメデオ・アボガドロが1811年に提唱した気体に関する法則です。「同温・同圧のもとでは、気体の種類に関わらず、同体積中には同じ数の分子(または原子)が含まれる」と述べています。
この法則は当初は仮説(アボガドロの仮説)として提唱され、長らく広く受け入れられませんでしたが、19世紀後半に分子論が確立されるとともに法則として認められました。アボガドロの法則は気体の状態方程式(PV=nRT)の理解において不可欠な土台となっています。
法則の重要な帰結として、次のことが導かれます。
- 0℃・1気圧(標準状態)では、どんな気体も1モルあたり約22.4リットルの体積を占める(モル体積)
- 気体の密度比は分子量の比に等しい
- 化学反応における気体の体積比は、反応の係数比(モル比)と等しい
「アボガドロ数(アボガドロ定数)」はこの法則にちなんだ名称で、1モルあたりの粒子数(約6.02×10²³個)を指します。現代化学・物理学の量的計算において欠かせない定数です。高校化学では最初に習う基本法則の一つであり、化学量論の計算の基礎を形成しています。
使い方・例文
「水素1モルと酸素0.5モルが反応すると水1モルができる」という化学反応の体積比の計算は、アボガドロの法則を使って気体の量を扱う典型的な例です。理科の授業でも頻出の法則です。
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