アフリカの年とは?
あふりかのとし
アフリカの年とは、1960年にサハラ以南を中心とするアフリカの17か国が相次いで独立を果たし、脱植民地化が一気に加速した歴史的な年のことです。
アフリカの年(Year of Africa)は、1960年に17の独立国がアフリカ大陸に誕生したことを指す歴史用語です。この年だけでフランス領西アフリカ・赤道アフリカの分割独立、ベルギー領コンゴの独立、ソマリアの独立など、多数の国家が植民地支配から脱しました。
背景には第二次世界大戦後に高まった民族自決の理念と、植民地維持に疲弊した宗主国の財政的限界がありました。フランスはアルジェリア戦争(1954〜1962年)を抱えながらも、サハラ以南の植民地については段階的独立を認める路線へと転換しました。
この年に独立した主な国々を列挙すると、以下のとおりです。
- セネガル・マリ(旧フランス領スーダン)
- ナイジェリア(イギリスから独立)
- コンゴ共和国(旧ベルギー領)
- ソマリア・マダガスカルなど計17か国
アフリカの年は国際連合の構成を大きく変え、同年中に多くのアフリカ諸国が国連加盟を果たしました。これにより国連総会での「第三世界」の発言力が飛躍的に増し、その後の冷戦構造や国際秩序に重大な影響を与えました。
使い方・例文
「アフリカの年」は国際関係論や現代史の文脈で、脱植民地化の象徴的な転換点として頻繁に引用されます。
この用語をシェア
最終更新: