アニー・アルバースとは?
あにーあるばーす
アニー・アルバースとは、20世紀を代表するテキスタイル・アーティストで、バウハウスで学び織物を芸術の域に高めた人物です。
アニー・アルバース(Anni Albers、1899〜1994年)は、ドイツ・ベルリン出身のテキスタイル・デザイナー・芸術家です。バウハウスの織物工房で学び、その後教師としても活躍し、織物(ウィービング)を単なる工芸から現代芸術の一分野へと押し上げた先駆者として世界的に知られています。
アルバースは1922年にバウハウスへ入学しましたが、当時の女性学生には絵画や建築が閉ざされていたため、織物工房を選択しました。しかし彼女はその制約を逆手にとり、糸と織りの構造を徹底的に探求することで独自の芸術言語を確立しました。幾何学的なパターン、素材の質感、構造的な美しさを追求した作品は、視覚的な絵画性と機能的なデザインを融合させたものとして高く評価されています。
1933年にナチス政権によってバウハウスが閉鎖されると、夫の画家ジョセフ・アルバースとともにアメリカへ移住し、ノースカロライナ州のブラックマウンテン・カレッジで長年教えました。晩年はプリント技法を用いたグラフィック作品も手がけ、2018年にはニューヨーク近代美術館(MoMA)で大規模な個展が開催されています。
その業績は現代のテキスタイルデザインや繊維芸術の礎となっており、芸術と工芸の境界を問い直す存在として現在も高い評価を受けています。
使い方・例文
バウハウスのデザイン思想や現代のテキスタイルアートを紹介する解説の中で、アニー・アルバースの作品や思想が取り上げられます。
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