アニッシュ・カプーアとは?
あにっしゅかぷーあ
アニッシュ・カプーアとは、インド生まれのイギリス人彫刻家で、鏡面や深い色彩の抽象彫刻によって空間・知覚・無を問い続ける現代美術を代表するアーティストです。
アニッシュ・カプーア(Anish Kapoor, 1954〜)は、インドのムンバイに生まれ、1970年代にイギリスに渡って活躍する現代彫刻家です。ロンドンのホーンジー美術大学とチェルシー美術大学で学び、1980年代から国際的な注目を集めてきました。
カプーアの作品は大きく2つの方向性で知られています。
- 色彩と顔料——初期の代表的シリーズ「1000 Names」では、幾何学的な形の彫刻の表面や周囲の床に鮮やかな顔料を撒き、物体と空間の境界を曖昧にしました
- 鏡面と反射——高度に磨かれたステンレス鋼の曲面が周囲の空間と人を映し込み、現実と知覚の歪みを体験させる作品群
シカゴのミレニアムパークに設置された「クラウド・ゲート」(通称「ザ・ビーン」)は鏡面彫刻の代表作で、市民や観光客が自分の姿を映しながら彫刻と一体化する体験を提供する公共芸術として世界的に有名です。
また、世界で最も光を吸収する物質として知られる「ヴァンタブラック」の芸術的使用権を独占取得したことで議論を呼んだことでも知られています。ターナー賞(1991年)受賞、ヴェネツィア・ビエンナーレへの参加など輝かしいキャリアを誇り、現代美術界で最も影響力のある彫刻家のひとりです。
使い方・例文
「シカゴのカプーア作品『クラウド・ゲート』は、訪れた人が鏡面に映り込んだ自分と都市の姿を楽しめるインタラクティブな公共芸術として知られています。」
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