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アナトリ・ブクレーエフとは?

あなとりぶくれーえふ

アナトリ・ブクレーエフは、超高所での驚異的な身体能力を持ち、1996年のエベレスト遭難で救助活動を行ったカザフスタン出身の登山家です。

アナトリ・ブクレーエフ(Anatoli Boukreev, 1958〜1997年)は、カザフスタン(旧ソ連)出身の登山家・高所ガイドで、8000メートル峰の高速登頂と超人的な高所適応能力で知られる伝説的なクライマーです。

ブクレーエフは酸素ボンベなしで8000メートル峰を次々と登頂し、その数は生涯で11座に及びます。特に高所における体力と判断力は他の追随を許さないと評され、「雪男」とも称されました。

彼が世界的に注目されたのは、1996年のエベレスト大量遭難事故(後に「死のトライアングル」として知られる)においてです。悪天候の中、下山途中に力尽きた登山者たちのもとへ単独で何度も往復し、複数人の命を救いました。この英雄的行為は後にジョン・クラカワーの著書「空へ」で取り上げられ、ブクレーエフ自身も「ザ・クライム」を著して自らの見解を記しました。

1997年、アンナプルナ南壁の冬季登攀中に雪崩に巻き込まれ、39歳という若さで命を落としました。死後もその勇敢な救助行動と卓越した登山技術は高く評価され、アメリカ山岳クラブからアメリカン・アルパイン・クラブ賞を追贈されています。

使い方・例文

1996年のエベレスト遭難事故を題材にした書籍や映画を見ると、ブクレーエフの名が救助の英雄として必ず登場します。

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