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アッフレスコとは?

あっふれすこ

アッフレスコとは、塗り立ての湿った漆喰(せっかい)の壁に水溶き顔料で絵を描くフレスコ画の技法で、イタリア語で「新鮮な」を意味します。

アッフレスコ(affresco)は、イタリア語で「新鮮な(fresco)」という意味をもつ壁画技法の名称で、英語では「フレスコ(fresco)」として知られています。乾く前の湿った石灰漆喰(いのこい)の上に水に溶かした顔料で絵を描く技法で、漆喰が乾燥・固化する際に顔料が壁と一体化するため、非常に耐久性の高い壁画が完成します。

制作プロセスは次のように進みます。まず壁面に粗い漆喰(アリッチョ)を塗り、その上に下絵(シノピア)を描いて構図を定めます。次にその日に描ける面積分だけ仕上げの漆喰(イントナーコ)を塗り、乾く前に素早く顔料を塗布します。漆喰が乾燥・炭酸化すると顔料は壁の一部となり、後から修正ができないため高い技術が要求されます。

一日で描ける範囲は「ジョルナータ(一日の仕事量)」と呼ばれ、熟練画家でも日に数十センチメートル四方ほどが限度です。大規模なフレスコ画ほど制作に多くの日数を要します。

アッフレスコはルネサンス期のイタリアで最も発展し、その最高傑作として知られるのはミケランジェロによるシスティーナ礼拝堂の天井画や、ラファエロのヴァティカン宮殿の壁画などです。古代ローマやポンペイの遺跡にも多くのフレスコ画が残されており、この技法の長い歴史を伝えています。

使い方・例文

バチカンのシスティーナ礼拝堂天井に描かれた「アダムの創造」は、ミケランジェロによるアッフレスコ技法の代表作で、約4年かけて完成された大壁画です。美術史の授業や美術館でフレスコ画が話題になる際に、この技法が解説されます。

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