アクセプタンス&コミットメント療法とは?
あくせぷたんすあんどこみっとめんとりょうほう
「アクセプタンス&コミットメント療法」とは、つらい感情を無理に排除せず受け入れながら、価値に沿った行動を促す心理療法です。
アクセプタンス&コミットメント療法(ACT/アクト)とは、不安や悲しみといったつらい感情や思考を無理に消し去ろうとするのではなく、あるがままに受け入れた上で、自分が大切にしたい価値観に沿って行動していくことを目指す認知行動療法の一種です。1980年代以降にアメリカの心理学者スティーブン・ヘイズらによって体系化されました。
従来の心理療法が症状や否定的な思考そのものを取り除こうとするのに対し、ACTでは「思考や感情をコントロールしようとする努力自体が苦しみを増やすことがある」と考え、まず不快な感情を排除しようとせず受け止める「アクセプタンス」を重視します。そのうえで、自分にとって本当に大切な価値を明確にし、それに基づいた具体的な行動へのコミットメント(関与)を積み重ねていきます。
マインドフルネスの技法を取り入れている点も特徴で、うつや不安障害、慢性疼痛、職場のストレスマネジメントなど幅広い領域で応用されており、感情を敵視せず付き合っていく姿勢を養う心理療法として注目されています。
使い方・例文
ACTでは、不安を消そうとするのではなく受け入れながら、目標に向けた行動を続けることを大切にする。
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