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アクション・ペインティングとは?

あくしょんぺいんてぃんぐ

アクション・ペインティングとは、絵を描く行為そのものを表現中心に置く絵画技法・スタイルで、1950年代のアメリカ抽象表現主義を代表する潮流です。

アクション・ペインティング(action painting)は、完成した絵画の形式よりも、絵を描く「行為(アクション)」そのものに芸術的意味を見出す絵画スタイルです。批評ハロルド・ローゼンバーグが1952年の論文で命名し、1940〜50年代ニューヨーク中心に花開いた抽象表現主義(Abstract Expressionism)の中核的な方法論となりました。

技法と表現手段
アクション・ペインティングの特徴的な技法には以下のものがあります。

  • ドリッピング:絵具を滴らせてキャンバスに垂らす
  • ポーリング:絵具を流し込む
  • スプラッタリング:飛び散らせる
  • 筆以外のもの(ナイフ・手・棒など)で直接描く
  • 床に置いたキャンバスの周りを動き回りながら描く

代表的な作家とその意義
ジャクソン・ポロック(Jackson Pollock)がこの技法の最も有名な実践者であり、床に広げたキャンバスに絵具を垂らしながら描く「ドリップ・ペインティング」で知られています。フランツ・クラインやウィレム・デ・クーニングらも広義のアクション・ペインティングの系譜に位置づけられます。この動向は、絵画が「見るもの」から「行為の痕跡」へと転換する美術史上の大きな変革点となりました。

使い方・例文

美術館でジャクソン・ポロックの絵画を目にするとき、無数の絵具の滴りと跳ねがキャンバス全面を覆っていますが、これはアクション・ペインティングの代表例であり、描く行為そのものが作品になっています。

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