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アイヌ古式舞踊とは?

あいぬこしきぶよう

アイヌ古式舞踊とは、北海道に古くから暮らすアイヌ民族が伝えてきた伝統的な踊りの総称で、2009年にユネスコの無形文化遺産に登録されています。

アイヌ古式舞踊(アイヌこしきぶよう)は、北海道中心に居住するアイヌ民族が受け継いできた伝統的な歌と踊りの総体です。アイヌ語では「ウポポイ」(大勢で歌うこと)などの言葉で表現され、歌・踊り・音楽が一体となった文化表現です。

アイヌ古式舞踊の特徴として、特定の振付師や演出家が存在するのではなく、各地域・各集落(コタン)ごとに独自の様式が発達してきた点が挙げられます。踊りは神(カムイ)への祈りや感謝、生活・自然・動物の動きを模したものなど、多様なテーマを持ちます。

  • ヘムロ(熊の踊り)やサロルンリムセ(鶴の舞)など動物を模した踊り
  • ユカラ(叙事詩)に合わせた語りと踊り
  • 輪になって歌いながら踊る集団舞踊
  • 弦楽器トンコリや打楽器を伴奏に使う形式

長く続いたアイヌ文化への同化政策により、一時は継承が危機にさらされましたが、昭和期以降に各地の保存会が記録・復元・継承活動を続けてきました。2009年にユネスコの人類の無形文化遺産の代表的な一覧表に記載され、国際的にも高く評価されています。2020年には北海道白老町に民族共生象徴空間「ウポポイ」が開設され、アイヌ文化の発信・教育の拠点となっています。

使い方・例文

北海道内の祭りやウポポイでの公演において、伝統衣装をまとった演者がアイヌ古式舞踊を披露する場面に出会うことができます。

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