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アイスキュロスとは?

あいすきゅろす

アイスキュロスは古代ギリシャの三大悲劇詩人のひとりで、悲劇という劇芸術の形式を確立した「悲劇の父」とも呼ばれる人物です。

アイスキュロス(Aischylos、紀元前525年頃〜紀元前456年頃)は古代ギリシャアテナイ出身の劇作家で、ソポクレスエウリピデスとならぶ三大悲劇詩のひとりです。「悲劇の父」とも呼ばれ、西洋演劇原点を築いた人物として今日まで評価されています。

アイスキュロスの最大の革新は、劇中に二人目の俳優を導入したことです。それ以前のギリシャ演劇は合唱隊(コロス)とひとりの俳優によるものでしたが、複数の俳優を登場させることで対話や劇的緊張が生まれ、悲劇という芸術形式の発展に決定的な役割を果たしました。

現存する作品は7本とされており、代表作には以下があります。

  • 『縛られたプロメテウス』— 火を人類に与えたとしてゼウスに罰せられるプロメテウスを描く
  • 『オレステイア』三部作(『アガメムノン』『供養する女たち』『慈みの女神たち』)— ギリシャ神話のアトレウス家の悲劇を描く唯一完全に現存する三部作
  • 『ペルサイ』— ペルシャ戦争でのサラミスの海戦を題材にした作品

アイスキュロス自身もペルシャ戦争のマラトンの戦いに市民兵として参加したとされており、その体験が作品の背景にも影響しているといわれます。彼の悲劇は、運命・正義・神々の意志と人間の自由意志という普遍的テーマを扱い、後世の文学・哲学・演劇に深い影響を与え続けています。

使い方・例文

「アイスキュロスの『オレステイア』は、大学の西洋古典文学の授業で必読とされるギリシャ悲劇の代表作です」といった形で登場します。

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