ソポクレスとは?
そぽくれす
ソポクレスとは、古代ギリシャを代表する三大悲劇詩人のひとりで、『オイディプス王』など今日も上演される傑作を残した劇作家です。
ソポクレス(Sophocles、紀元前496年頃〜紀元前406年頃)は、古代アテナイ出身の劇作家で、アイスキュロス、エウリピデスとともに古代ギリシャ三大悲劇詩人のひとりに数えられます。アテナイ近郊のコロノスに生まれ、政治家・軍人としても活躍した多才な人物でした。
ソポクレスが劇作に与えた技術的な革新は、後世に多大な影響を残しました。主なものとして、
- コロス(合唱隊)の人数を12人から15人に増やし、劇的効果を高めた
- 第三の俳優を舞台に加え、より複雑な対話と人間関係の描写を可能にした
- 場面絵画(スケノグラフィア)の導入で舞台の視覚的表現を豊かにした
が挙げられます。これらの革新はギリシャ悲劇の形式を確立する上で決定的な役割を果たしました。
彼の作品として現存するのは7編で、その中でも特に知られるのが『オイディプス王』です。この作品は運命と知識・権力の関係を深く掘り下げており、アリストテレスも『詩学』の中で悲劇の理想的な形式としてこれを引用しています。その他『アンティゴネー』『エレクトラ』も高く評価されています。
ソポクレスの悲劇は登場人物の内面的な葛藤と道徳的ジレンマを重視しており、2500年以上経った現代でも世界各地の劇場で上演が続けられています。
使い方・例文
「ソポクレスの『オイディプス王』は、運命への抗いとその結末を描いた古代の傑作として、今も世界中で上演されている」という文脈で名前が登場します。
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