ほかすとは?
ほかす
ほかすとは、主に関西地方の方言で「捨てる・投げ捨てる」を意味する動詞です。
「ほかす」は関西を中心とした西日本の方言で、標準語の「捨てる」に相当する動詞です。大阪・京都・兵庫・滋賀など近畿地方で日常的に使われており、特に年配の話者から若い世代まで幅広く使われています。
語源については諸説あり、古語の「ほうる(放る)」が転じたとも、「外へ(ほか)やる」から派生したともいわれています。関西弁の中でも特に語感が独特で、標準語話者には聞き慣れない語として知られています。
使い方のバリエーションとして、以下のような形があります。
- 「ほかして」—「捨てて」の意味で指示するとき。
- 「ほかしといて」—「捨てておいて」と依頼するとき。
- 「もうほかしたわ」—「もう捨てた」と報告するとき。
- 「あれ、ほかしてええ?」—「あれ、捨ててもいい?」と確認するとき。
関西ではごく自然な表現ですが、東日本出身者には通じないことが多く、方言コミュニケーションの面白さを示す典型例としてよく引き合いに出されます。「ほる(放る)」という近縁語も同じく捨てる意味で使われます。
使い方・例文
「その古い雑誌、もうほかしといてよ」のように、不要なものを処分するよう頼む場面で使います。関西出身者が標準語話者と話す際に「ほかす」と言って通じず、「捨てる」と言い直す場面もよく見られます。
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