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バトンとは?リレーで使う棒から比喩表現・バトントワリングまで解説

公開 2026年7月18日

この記事は 「バトンとは?」 の解説をくわしく掘り下げたものです。

バトンとは

バトンとは、陸上競技のリレー(relay)において走者(ランナー)が次の走者へ手渡す筒状の棒のことです。素材はアルミや中空の硬質プラスチックが一般的で、全長28〜30cm、重さ50g以上と規格が定められています。握りやすいよう表面が加工されているものも多く、カラフルな配色のバトンが大会を彩ります。

リレーにおけるバトンパスのルール

リレーでは、バトンを正確かつ速やかに受け渡すことが記録短縮の鍵を握ります。国際陸上競技連盟(World Athletics)の規則では、バトンの受け渡しはテイクオーバーゾーン(引き継ぎ区域)と呼ばれる20mの区間内で完了しなければなりません。この区間を外れてバトンが渡された場合、そのチームは失格となります。

受け渡しの方法には大きく2種類あります。前の走者が後ろに手を伸ばして渡すアンダーハンドパスと、受け取る走者が手のひらを上に向けて待つオーバーハンドパスです。日本代表チームはアンダーハンドパスを得意とし、精密な技術によって世界トップクラスのタイムを記録してきました。バトンを落とした場合でも、落とした走者自身が拾えば競技を続行できます。

「バトンを渡す」という比喩表現

バトンという言葉はスポーツの枠を超え、日本語の日常表現にも広く根づいています。「バトンを渡す」「バトンを引き継ぐ」という言い回しは、役割・責任・仕事などを次の人に引き継ぐことを意味します。世代交代や事業継承、プロジェクトの担当者交代など、さまざまな場面で使われる比喩表現です。また、ソーシャルメディアで質問やテーマを次の人へ回す「バトン企画」にもこの言葉が使われます。

バトントワリングとは

バトントワリング(baton twirling)は、金属製の細長いスティック(バトン)を回転させたり投げたりしながら演技するパフォーマンス競技です。行進曲に合わせてマーチングバンドの先頭で演じられるほか、演技の芸術性・技術点・難易度を競う競技としても発展しています。

使用するバトンはリレー用とは異なり、両端にゴム製のボールとチップが付いた細長いスティックで、手の指や腕を使って高速で回転させます。競技種目には個人演技・ペア・チームなどがあり、日本バトン協会が国内大会を主催しています。華やかな衣装と高難度のスロー(投げ技)が見どころで、近年は世界選手権も開催されるなど国際的な競技として注目を集めています。

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