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チェスト・オブ・ドロワーズとは?整理たんすの基本をわかりやすく解説

公開 2026年8月15日

この記事は 「チェスト・オブ・ドロワーズとは?」 の解説をくわしく掘り下げたものです。

チェスト・オブ・ドロワーズとは

チェスト・オブ・ドロワーズ(chest of drawers)は、複数段の引き出しを縦に積み重ねた構造を持つ整理たんすのことです。一般的には3段から6段程度の引き出しを備え、衣類や寝具、下着、アクセサリーなどを引き出しごとに分類して収納できることから、寝室における基本的な収納家具として世界中で広く使われています。日本語では「タンス」や「整理箪笥」と呼ばれる家具に近い役割を果たします。

形状によるバリエーション

チェスト・オブ・ドロワーズには、形状によっていくつかの種類があります。横幅を広く取り、その分段数を少なくした形式はダブルチェストと呼ばれ、セーターなど幅のある衣類を折りたたんで収納するのに適しています。一方、幅を狭くして高さを出した形式はトールボイと呼ばれ、床面積が限られた部屋でも設置しやすいのが特徴です。用途や部屋の広さ、収納したいものの種類に応じて、これらの形式を使い分けることができます。

デザインに表れる時代様式

チェスト・オブ・ドロワーズは、家具の歴史の中で長く作られ続けてきたため、素材や脚部のデザイン、取っ手の金具の意匠に、それぞれの時代の様式が色濃く反映されています。たとえば、優雅な曲線を用いたジョージアン様式、装飾性の高いビクトリア朝様式、そして直線的で機能性を重視したモダンなデザインまで、時代の変遷とともにさまざまなスタイルのチェストが作られてきました。アンティーク家具の収集家の間では、こうした様式の違いを見分けることも大きな楽しみの一つとされています。

  • ダブルチェスト:横幅が広く段数が少ないタイプ
  • トールボイ:高さがあり幅が狭いタイプ
  • 取っ手や脚部のデザインに時代様式が表れる

選び方と使い方のポイント

チェスト・オブ・ドロワーズを選ぶ際には、収納したい衣類の量や種類に加え、引き出しのスライドレールの滑らかさや耐荷重も確認しておきたいポイントです。使いにくいレールでは、荷物を詰め込んだ際に引き出しが開けにくくなることがあります。また、寝室に設置する場合は、ベッドやクローゼットとの動線を考慮した配置が快適な使い勝手につながります。近年では衣類だけでなく、書類や小物を収納するリビング・ワークスペース用の家具としても活用の幅が広がっています。

安全に使うための注意点

チェスト・オブ・ドロワーズは、引き出しをすべて開けた状態や重い荷物を詰め込んだ状態で無理に前へ体重をかけると、家具ごと転倒する危険があります。特に子どものいる家庭では、壁面に固定する転倒防止金具を併用することが推奨されており、地震対策としても有効です。引き出しを一段ずつ開閉する習慣をつけることも、日常的な安全対策の一つといえます。

よくある疑問

チェスト・オブ・ドロワーズとクローゼット、どちらに何を収納すべきか迷うことがあります。一般的には、ハンガーにかけてシワを防ぎたい衣類はクローゼットに、Tシャツや下着、靴下のようにたたんで収納する衣類はチェストに分けるのが効率的とされています。引き出しごとにアイテムの種類を分けておくことで、着替えの際に探す手間を減らすことができ、収納の効率が大きく向上します。

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