SMB3とは?
えすえむびーすりー
SMB3とは、Windowsネットワーク環境でファイルやプリンターを共有するために使われる通信プロトコル「SMB」のバージョン3であり、セキュリティと性能が大幅に強化された規格です。
SMB3(Server Message Block version 3)は、Microsoftが策定したネットワークファイル共有プロトコル「SMB」の第3世代です。Windows 8およびWindows Server 2012で導入され、それ以降のWindowsに標準搭載されています。
SMBはLAN内でファイル・フォルダ・プリンターを共有するための根幹プロトコルです。初代SMB1はランサムウェア「WannaCry」が悪用した脆弱性(EternalBlue)の舞台となったため、現在は使用が強く非推奨とされています。SMB2で大幅な効率化が図られ、SMB3ではさらに次の改善が加えられました。
- エンドツーエンド暗号化:AES-128ベースの通信暗号化で盗聴を防止
- SMBダイレクト(RDMA対応):高速ネットワーク上での低レイテンシ転送
- SMBマルチチャネル:複数NICを束ねて帯域幅と耐障害性を向上
- 透過フェイルオーバー:クラスター構成での無停止切り替え
企業のファイルサーバーやNAS(ネットワーク接続ストレージ)での利用が中心ですが、LinuxのSambaもSMB3に対応しており、異なるOSが混在する環境でも活用されています。セキュリティ観点から、現在はSMB1を無効化してSMB2/3のみを使う構成が推奨されます。
使い方・例文
会社のWindowsファイルサーバーにPCからネットワークドライブとして接続するとき、裏側ではSMB3が使われてファイルの読み書きを暗号化した状態で行っています。
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