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SBOMサイバムとは?

さいばむ

SBOMとは、ソフトウェアに含まれるすべてのコンポーネント・ライブラリ・依存関係を一覧化した「ソフトウェア部品表」のことです。

SBOM(Software Bill of Materials、読み方:エスボム)とは、あるソフトウェア製品を構成するすべてのオープンソースライブラリ・サードパーティコンポーネント依存パッケージなどを機械可読な形式で網羅的にリスト化した文書です。製造業の部品表(BOM)になぞらえた概念で、ソフトウェアサプライチェーンセキュリティの中核的な仕組みとして注目されています。

SBOMが求められるようになった背景には、ソフトウェアサプライチェーン攻撃の増加があります。2020年のSolarWinds攻撃事件などを受けて、米国では2021年のバイデン大統領による「サイバーセキュリティ強化に関する大統領令」でSBOMの提供が連邦政府向けソフトウェアに義務付けられ、世界的に注目が高まりました。

SBOMの主な用途と効果は以下のとおりです。

  • 脆弱性管理:Log4Shellのような重大脆弱性が発見された際、影響を受けるコンポーネントを即座に特定できる
  • ライセンスコンプライアンス:商用製品に含まれるOSSのライセンス条件を把握・遵守する
  • サプライチェーンの透明性確保:ベンダーから取得したソフトウェアの内部構成を把握
  • インシデント対応の迅速化:新たな脆弱性開示時に影響範囲の調査時間を大幅削減

主要なフォーマットには、Linux Foundation推進のSPDXとOWASP推進のCycloneDXがあり、SyftやCDXgenなどのツールで自動生成が可能です。CI/CDパイプラインへの組み込みによる自動化が推奨されています。

使い方・例文

「脆弱性スキャンで新たなCVEが公表されたとき、SBOMを参照して自社製品が該当ライブラリを使用しているかを数分で確認できた」という形で、セキュリティ対応の文脈で登場します。

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