NST介入とは?
えぬえすてぃーかいにゅう
NST介入とは、医師・看護師・管理栄養士・薬剤師などで構成される栄養サポートチームが患者の栄養状態を多職種で評価し、適切な栄養療法を計画・実施・モニタリングする取り組みです。
NST介入(Nutrition Support Team介入)とは、入院患者の栄養状態を総合的に評価・管理するために設けられた多職種チーム「栄養サポートチーム(NST)」が行う介入活動のことです。日本では2010年の診療報酬改定でNST加算が設けられ、病院での栄養管理の標準化が進みました。
NSTは一般的に次のような職種で構成されます。
- 医師(担当医・消化器内科医など)
- 看護師(NST専任または病棟担当)
- 管理栄養士(栄養管理計画の立案・エネルギー計算)
- 薬剤師(輸液・経腸栄養剤の管理)
- 言語聴覚士(嚥下機能評価)・理学療法士(身体活動・筋力評価)など
介入の流れは、(1)栄養スクリーニング(MNA-SF・NRS-2002などのツール使用)→(2)詳細栄養アセスメント(体重・血液検査・摂取量記録など)→(3)栄養療法の選択(経口・経腸・静脈栄養)→(4)モニタリングと計画修正、という一連のプロセスです。NSTが介入することで低栄養の早期改善・合併症の低減・在院日数の短縮などの効果が報告されています。
使い方・例文
術後に食事摂取量が低下した患者についてNSTが回診を行い、管理栄養士が経腸栄養剤の追加を提案、薬剤師が投与経路を確認し、担当医が処方に反映するという流れがNST介入の典型例です。
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