Google Spannerとは?
ぐーぐるすぱなー
Google Spannerとは、Googleが開発したグローバルスケールで強整合性を保証する分散リレーショナルデータベースサービスです。
Google Spannerは、Googleが社内システム向けに開発し、その後Google Cloud上でマネージドサービスとして公開した分散型リレーショナルデータベースです。従来の「水平スケールか強整合性か」というトレードオフを超え、グローバル規模の水平スケールと強整合性(ACID)を同時に実現した点で、データベース技術の歴史において画期的な存在です。
Spannerの最大の技術的特徴はTrueTime APIです。GoogleはGPSと原子時計を組み合わせた専用インフラを用いて全データセンターの時刻を精密に同期し、トランザクションの順序を物理的な時刻を根拠に決定します。これにより、地球上の複数リージョンをまたいでもシリアライザブル(直列化可能)なトランザクションを実現しています。
主な特徴を整理すると次のとおりです。
- SQLインターフェース(標準SQLに準拠)
- 外部整合性(External Consistency)の保証
- 自動シャーディングと自動フェイルオーバー
- 複数リージョン・複数大陸への同期レプリケーション
- スキーマ変更のオンライン実行
Google Cloud上ではCloud Spannerとして提供され、金融・EC・ゲームなどミリ秒単位の応答と強い整合性が同時に求められる用途に採用されています。通常のRDBMSでは対応が難しいグローバルサービスの基盤として注目されています。
使い方・例文
グローバル展開するECサービスが、在庫の二重引き落としを防ぎながら全世界のユーザーに低遅延でサービスを提供したい場合、Cloud Spannerのマルチリージョン構成が候補となります。
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