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GEO衛星とは?

じーいーおーえいせい

赤道上空約3万6000kmの静止軌道周回し、地上から見て常に同じ位置に見える人工衛星で、通信・気象・放送に広く使われています。

GEO衛星(Geostationary Earth Orbit衛星)とは、地球赤道上空約3万5786kmの高度にある静止軌道(ジオステーショナリー軌道)を周回する人工衛星のことです。この軌道では衛星の公転周期が地球の自転周期(約24時間)と一致するため、地上から見ると衛星が空の一点に静止して見えます。

GEO衛星の最大の特徴は、アンテナを固定した状態で衛星を追尾し続けられることです。1機のGEO衛星が見通せるエリアは地球表面の約3分の1に及ぶため、わずか3〜4機で地球全体をほぼカバーできます。この特性から、気象観測(ひまわりなど)・放送衛星(BS・CS)・固定衛星通信衛星測位補強などに広く活用されています。

一方でデメリットもあります。高度が約3万6000kmと非常に高いため、電波が往復するのに約0.5秒の遅延(レイテンシ)が生じ、リアルタイム通信には不向きです。また、地球の曲率により高緯度地域ではアンテナ仰角が低くなり、通信品質が落ちます。さらら打ち上げコストが高く、搭載燃料の寿命(通常10〜15年程度)が運用期限を決めます。

近年は低軌道(LEO)衛星コンステレーションが台頭していますが、GEO衛星は安定性と広域カバレッジの面で引き続き重要な役割を担っています。

使い方・例文

テレビの衛星放送や気象予報で使う雲の画像は、赤道上空に静止しているGEO衛星から送られてきたデータをもとにしています。

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