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C反応性蛋白とは?

しーはんのうせいたんぱく

C反応性蛋白(CRP)とは、体内で炎症や組織損傷が起きたときに肝臓が産生するタンパク質で、炎症の指標として広く使われます。

C反応性蛋白(CRP:C-Reactive Protein)は、感染症・外傷・自己免疫疾患などで炎症や組織損傷が生じた際に、肝臓が急速に産生・分泌するタンパク質です。1930年代肺炎球菌(Streptococcus pneumoniae)のC多糖体と反応することが発見されたことから「C反応性」と命名されました。

CRPは急性相タンパク質のひとつであり、炎症刺激(主にIL-6などのサイトカイン)に応じて数時間以内に血中濃度が急上昇し、炎症が収まると数日以内に低下します。この応答の速さが診断上の有用性を高めています。

臨床的な用途として以下が挙げられます。

  • 細菌性感染症と非感染性疾患・ウイルス感染の鑑別補助
  • 術後合併症・炎症性腸疾患・関節リウマチなどの病勢モニタリング
  • 心血管リスク評価(高感度CRP検査)

健常者の血中CRP濃度は通常0.3 mg/dL未満とされ、細菌感染では著明な上昇が認められます。一方で、CRP上昇はあくまで炎症の存在を示す非特異的な指標であり、疾患の特定には他の検査との組み合わせが必要です。

使い方・例文

発熱患者の血液検査でCRP値が著明に高い場合、細菌性感染症が疑われ抗菌薬治療の開始を検討する材料となります。治療後に値が低下すれば、炎症の改善を客観的に確認できます。

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