本文へスキップ

BHTとは?

びーえいちてぃー

BHTとは、食品や化粧品・工業製品などの酸化劣化を防ぐために使われる合成酸化防止剤で、ジブチルヒドロキシトルエンの略称です。

BHT(ブチルヒドロキトルエン、英: Butylated Hydroxytoluene)は、フェノール系の合成酸化防止剤です。化学名は2,6-ジ-tert-ブチル-4-メチルフェノールで、油脂や脂溶性成分の酸化を防ぐ目的で広く利用されています。

BHTが酸化防止剤として機能する仕組みは、脂質の自動酸化反応で生じる連鎖的なラジカル反応を遮断することにあります。自身が先に酸化されることで、対象物の品質劣化を遅らせます。

主な用途は次のとおりです。

  • 食品:油脂・バター・スナック菓子・インスタント食品などの酸化防止(食品添加物として使用)
  • 化粧品・医薬品:クリームや軟膏の酸化防止剤として配合
  • 工業用途:ゴム・プラスチック・石油製品の劣化防止

日本では食品衛生法に基づき食品添加物として認可されており、使用基準が定められています。類似の酸化防止剤にBHA(ブチルヒドロキシアニソール)があり、しばしば併用されます。安全性については各国の食品当局が評価を行っており、許容一日摂取量(ADI)が設定されています。

使い方・例文

「原材料表示に『酸化防止剤(BHT)』と記載されている場合、その食品の油脂成分の劣化を防ぐために使われている」というように、食品ラベルや成分表を確認する場面で登場します。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語