AVシャント穿刺とは?
えーぶいしゃんとせんし
AVシャント穿刺とは、血液透析を行うために人工的に作られた動静脈吻合部(シャント)に針を刺す医療処置のことです。
AVシャント穿刺(エーブイシャントせんし)とは、慢性腎不全などで血液透析を必要とする患者のシャントに透析用の針を刺し、血液を体外に導く処置です。AVシャントとは動脈(Artery)と静脈(Vein)を外科的に直接吻合して作成したもので、血流量が多く太くなった血管を透析の血液回路として利用します。
血液透析では毎回200〜300mL/分程度の大量の血流を確保する必要があるため、通常の静脈では対応できません。そのため前腕や上腕にシャントを作成し、毎回穿刺して透析を行います。週3回、1回あたり4〜5時間の透析を年単位で続けるため、穿刺技術とシャント管理は患者の生活の質(QOL)に直結します。
穿刺の主な方法には以下があります。
- ロープラダー法:毎回異なる部位に順番に刺す方法。シャント全体を均等に使えます。
- ボタンホール法:同じ穿刺部位を繰り返し使い、一定のトンネルを形成する方法。痛みが少なくなる利点があります。
穿刺に伴う合併症としては、血腫形成・感染・シャント閉塞・動脈瘤などが知られており、適切なケアとモニタリングが不可欠です。患者自身がセルフ穿刺を行う在宅透析においても、穿刺技術の習得が重要なステップとなります。
使い方・例文
透析患者が病院で透析を受ける際、毎回前腕のシャントに2本の針を刺して血液を体外循環させる処置がAVシャント穿刺にあたります。
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