Apache HBaseとは?
あぱっちえいちべーす
Apache HBaseとは、Hadoop上で動作するオープンソースの分散型非リレーショナルデータベースで、大量のデータを高速に読み書きできる列指向型のNoSQLデータベースです。
Apache HBaseは、Apache Hadoopのエコシステムの一部として開発された分散型データベースです。Googleが発表した「Bigtable」という論文をもとに設計されており、数十億行・数百万列規模の大規模データをHDFS(Hadoop分散ファイルシステム)上に格納・管理します。
HBaseの特徴は列指向ストアであることです。行ごとにデータを格納する従来のRDB(リレーショナルデータベース)と異なり、列ファミリーと呼ばれる単位でデータを管理します。これにより、必要な列だけを効率的に読み込むことができます。また、各セルにタイムスタンプを持つため、同一データの複数バージョンを保持できます。
主な特徴は以下の通りです。
- 水平スケーラビリティ:サーバーを追加するだけで容量と性能を拡張できる
- 高可用性:データを複数ノードに自動的に複製する
- リアルタイムアクセス:低レイテンシで大量データの読み書きが可能
- スキーマレス:行ごとに異なる列を持てる柔軟な構造
FacebookのMessengerシステムやLinkedInのデータ基盤など、大規模ウェブサービスのログ保存・ユーザー行動データ管理などの用途で活用されています。JavaのAPIやShellから操作でき、ApacheのトップレベルOSSプロジェクトとして活発にメンテナンスされています。
使い方・例文
HBaseは、ウェブサービスのアクセスログをリアルタイムに蓄積し、特定ユーザーの行動履歴を高速に取得する場面などで用いられます。
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