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鬼神とは?

きじん

鬼神とは、人知を超えた超自然的存在である鬼と神を合わせた概念で、強大な霊的力を持つ存在の総称として使われます。

鬼神(きしん・おにがみ)とは、「鬼(おに)」と「神(かみ)」を組み合わせた言葉で、人知を超えた霊的・超自然的な強大な力を持つ存在を指します。文脈によっては、鬼の性質を持つ神格、または神と鬼の中間的な存在として語られます。

中国の思想・文化圏では、鬼神は人間の死後に変化した霊的存在や、自然界に宿る強大な精霊を意味することがあります。儒教道教・仏教が混在する中国民間信仰において、鬼神への祭祀は重要な宗教的実践でした。孔子は「鬼神を敬してこれを遠ざく」と述べており、超自然的存在への敬意と距離を示す儒教的態度が表れています。

日本では「鬼神」の語は、恐ろしい力を持つ荒々しい神や、憤怒の形相を持つ神格(荒神=こうじん)を指すことがあります。また武勇が傑出した人物を「鬼神のごとき強さ」と形容する慣用的表現もあります。

仏教美術における「夜叉」「羅刹」なども鬼神的な存在として描かれることがあり、仏法を守護する護法神として位置づけられることもあります。鬼神の概念は、恐れと畏敬が表裏一体となった人間の超自然観を反映しています。

使い方・例文

「鬼神のような働きをする」という慣用表現では、人間離れした強さや能力を持つ人物の描写に使われます。日本の民話や神話でも、荒ぶる神や強大な妖怪的存在として登場します。

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