顔料インキとは?
がんりょういんき
顔料インキとは、色材として水に溶けない顔料粒子を用いた印刷・筆記用インクの総称です。
顔料インキとは、色の元となる成分として顔料(がんりょう)を使用したインクのことです。顔料は水や油に溶けない微細な色材粒子であり、バインダー(結合剤)や溶剤とともに分散させることでインクとして機能します。これに対し、色材が溶剤に完全に溶けているものを染料インクと呼びます。
- 耐光性が高く、光や紫外線による退色が少ない
- 耐水性・耐湿性に優れ、水に濡れても滲みにくい
- 発色は染料インクに比べてやや鮮やかさに欠けるが、色の安定性が高い
- 顔料粒子が沈殿しやすいため、長期保存時に攪拌が必要な場合がある
顔料インキは、オフセット印刷・グラビア印刷・インクジェットプリンターなど幅広い印刷分野で使われています。特に美術品の複製印刷や屋外広告のように長期間の耐久性が求められる用途では、染料インクよりも顔料インキが選ばれます。また、万年筆用の顔料インクも普及しており、ノートや手帳への筆記でも滲みにくく長持ちすることが評価されています。
使い方・例文
屋外ポスターやアート作品の高品質印刷には、退色しにくい顔料インキが使われることが多いです。
この用語をシェア
最終更新: