電動垂直離着陸機とは?
でんどうすいちょくりちゃくりくき
電動モーターを動力とし、滑走路なしで垂直に離着陸できる新世代の航空機で、空飛ぶタクシーとも呼ばれます。
電動垂直離着陸機(でんどうすいちょくりちゃくりくき、Electric Vertical Take-Off and Landing aircraft / eVTOL)とは、電動モーターと回転翼を組み合わせ、ヘリコプターのように滑走路なしで垂直に離着陸できる電動の新型航空機です。都市内移動や短距離輸送を担う「空飛ぶタクシー」「エアモビリティ」としての実用化が世界各地で進んでいます。
eVTOLの特徴として以下が挙げられます。
- 電動推進:従来の内燃機関に比べて騒音が小さく、CO2排出ゼロが可能
- 分散プロペラ:複数の小型ローターを独立制御し、一部が故障しても飛行を継続できる冗長性
- 自律飛行・操縦支援:ソフトウェアによる姿勢安定制御で操縦者の負担を大幅に軽減
主な機体形態には、マルチコプター型・リフト+クルーズ型・ベクタードスラスト型があり、各社がそれぞれの設計思想で開発を競っています。Joby Aviation・Lilium・Wisk・丸紅と提携したOverair・トヨタ出資のJobyなど国内外で多くのプレイヤーが参入しています。日本でも大阪・関西万博(2025年)での実証飛行を機に社会実装への機運が高まりました。充電インフラとなるバーティポート(垂直離着陸場)の整備や航空法規制の整備も並行して進んでいます。
使い方・例文
都市中心部のビル屋上に設けたバーティポートから電動垂直離着陸機に乗り込み、渋滞を気にせず空路で15分以内に郊外の空港へ移動するサービスが実証段階に入っています。
この用語をシェア
最終更新: