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陰陽師とは?

おんみょうじ

陰陽師とは、古代日本において陰陽道の知識を用いて占いや祭祀・除災を行った専門の官職・術者のことです。

陰陽師(おんみょうじ・おんようじ)とは、中国伝来の陰陽五行思想を基盤とする「陰陽道(おんみょうどう)」を修め、天文・暦・占い・呪術などを専門とした人々のことです。日本では飛鳥時代から平安時代かけて朝廷の官職として制度化され、「陰陽寮(おんみょうりょう)」という役所に属して活動しました。

陰陽師の主な職務には次のようなものがありました。

  • 天体観測と暦の作成(いつ何をすべきかを定める「暦道」)
  • 吉凶の占い(方角・日取りの吉凶判断など)
  • 災いの除去や邪気払いの祭祀・呪術
  • 土地の気の鑑定(地相・家相)
  • 変異天象(日食・彗星など)の解釈と奏上

平安時代に最も影響力を持った陰陽師として知られるのが安倍晴明(あべのせいめい、921〜1005年)です。彼は卓越した術力を持つとされ、藤原氏をはじめとする貴族たちに重用されました。その名は後世の説話・物語・芸能に数多く登場し、現代の小説・漫画・映画などでも題材として親しまれています。

陰陽師の家系は世襲制が強く、安倍氏と賀茂氏が長年にわたって陰陽道を二分して担いました。中世以降は武家社会の変化とともに朝廷内での地位は変化しましたが、民間での呪術・占いの需要は続き、現代に至るまで陰陽道の影響は暦・風水・方角の習慣などさまざまな形で残っています。

使い方・例文

平安時代の歴史小説を読むと、陰陽師が貴族の屋敷に呼ばれて方角の吉凶を占う場面がたびたび登場する。

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