閣議決定とは?
かくぎけってい
閣議決定とは、内閣の会議(閣議)において全閣僚の合意によって政府の方針や政策を正式に決定することです。
閣議決定(かくぎけってい)とは、内閣を構成する全閣僚(首相および各国務大臣)が出席する「閣議」において、全員一致の合意によって政府の意思を正式に決める手続き・またはその決定事項のことです。
閣議は内閣の最高意思決定の場であり、定期的に開催されるほか、必要に応じて臨時に開かれます。閣議決定によって決まる主な事項には次のものがあります。
- 法律案・予算案の国会への提出
- 政令(法律を実施するための命令)の制定
- 条約の締結(国会承認前の政府内手続き)
- 基本方針・白書・行動計画などの政府公式文書の採択
- 閣僚の任命・罷免に関する手続き
日本の閣議決定は慣例上、全閣僚の署名(閣議書への押印)によって成立し、一人でも反対すれば決定されません。このため、内閣の一体性が重視される議院内閣制のもとでは、閣僚は集団的に責任を負う「閣内連帯責任」の原則に従うことが求められます。
閣議決定は国民に直接の法的拘束力を持つわけではありませんが、政府の公式方針として行政全体に強い影響を与えます。重要な政策転換や安全保障に関わる解釈変更が閣議決定によって行われる場合、国会や社会から注目されることがあります。
使い方・例文
「政府は防衛力強化の基本方針を閣議決定した」のように、内閣が正式に政策を承認・公表した場面でこの言葉が使われます。
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