鍔とは?
つば
鍔とは、剣道の竹刀や刀剣の柄と刃(または刀身)の境目に取り付けられ、握った手を守る円形の部品のことです。
鍔とは、刀剣や剣道で使う竹刀の柄と刀身(または竹刀本体)の境目に取り付けられる、円形をした部品のことです。もともとは刀を扱う際に、相手の刃が自分の手に滑り込んでくるのを防ぎ、握った手を保護するための道具として発達しました。
剣道で用いられる竹刀の鍔は、ゴムや樹脂などでできた円盤状の部品で、竹刀の柄のすぐ上、剣先に近い位置にはめ込まれています。試合や稽古のなかで相手の竹刀が自分の手元に入り込むのを防ぐとともに、鍔を軸にした攻防「鍔迫り合い」と呼ばれる場面でも重要な役割を果たします。鍔迫り合いでは、互いの竹刀の鍔付近を押し合いながら間合いを取り、そこから技を繰り出す駆け引きが行われます。鍔がずれないように固定する「鍔止め」というゴム製の小さな輪も、あわせて使われるのが一般的です。
歴史的な刀剣においては、鍔は実用面での防御具であると同時に、精巧な彫刻や意匠が施された美術工芸品としても発展し、武士の美意識を映す存在でもありました。現代の剣道においても、鍔は安全に稽古や試合を行うための欠かせない防具のひとつとなっています。
使い方・例文
剣道の試合では、互いに鍔迫り合いになった状態から、間合いを外して技を仕掛ける場面がよく見られます。
この用語をシェア
最終更新: