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鋼矢板とは?

こうやいた

土留めや護岸・締め切り工事に使われる、断面がZ形やU形の継ぎ手付き鋼製板材のことです。

鋼矢板(こうやいた、Sheet Pile)とは、土木工事において地盤に連続して打ち込み、土や水を遮断・保持するために使用する鋼製の板状部材のことです。英語ではSheet Pileとも呼ばれます。

鋼矢板の断面形状には主に以下の種類があります。

  • U形(ラーセン型):最も一般的な形状で、波型断面が高い断面性能を持つ。
  • Z形:剛性が高く、深い掘削や大きな土圧に対応できる。
  • H形・直線:コーナー部や特殊箇所に用いる。

鋼矢板の両側面には継ぎ手(インターロック)が付いており、隣り合う矢板同士を嚙み合わせながら連続して打設することで、壁状の構造体を形成します。この連続壁が土圧や水圧に抵抗し、掘削空間を安全に保ちます。

主な用途としては、仮設土留め・護岸・堤防・締め切り工事・液状化対策などがあります。引き抜いて再利用できるため経済的であり、工期短縮にも貢献します。ただし打設・引き抜き時の振動・騒音が周辺に影響することがあるため、市街地施工では低振動工法との組み合わせが必要になる場合もあります。

使い方・例文

川の一部を仮設で締め切って橋梁の基礎工事を行う際や、建築工事の地下掘削で周囲の土留めをする際に、鋼矢板が壁状に打ち込まれます。

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