野坂参三とは?
のさかさんぞう
野坂参三とは、戦前から戦後にかけて日本共産党を指導した政治家で、長期にわたり党の最高指導者を務めた人物です。
野坂参三(のさか さんぞう)は、1892年(明治25年)に山口県で生まれた日本の政治家・労働運動家です。慶應義塾大学を中退後、労働運動や社会主義運動に身を投じ、日本共産党の創立期から深くかかわった人物です。長年の党活動を通じて日本共産党の象徴的存在となりました。
野坂参三の経歴には国際的な側面も多くあります。コミンテルン(共産主義インターナショナル)のメンバーとして活動し、戦時中は中国・延安に滞在して中国共産党と連携しながら反戦・反ファシズム運動を展開しました。戦後に帰国すると、1945年の総選挙で衆議院議員に初当選し、日本共産党の議席拡大に貢献しました。
野坂参三の政治的経歴における主要な事実は以下の通りです。
- 日本共産党議長・名誉議長などの最高役職を長期にわたり務めた
- 参議院議員としても活動し、国政に関与した
- 1992年、ソ連崩壊後に旧ソ連の諜報活動への関与が明らかになり、100歳の高齢で党を除名された
- 2014年(平成26年)に111歳で死去し、当時日本最高齢の記録を更新した
野坂参三は日本の左翼・革新運動史における最重要人物のひとりであると同時に、冷戦期の国際政治とも深くかかわった複雑な経歴を持つ人物です。
使い方・例文
戦後日本の労働運動史や共産党の歴史を学ぶ文脈で、党の長期指導者として野坂参三の名前が登場します。
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