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酸性硫酸塩泉とは?

さんせいりゅうさんえんせん

硫酸イオンを豊富に含み、強い酸性を示す温泉の一種で、殺菌・美肌効果が高いとされる泉質です。

酸性硫酸塩泉とは、温泉水に硫酸イオン(SO₄²⁻)が多量に溶け込み、かつpH値が低い酸性を示す温泉の泉質区分です。日本の温泉法に基づく泉質分類では、陰イオンとして硫酸イオンが主成分となるものを「硫酸塩泉」と呼びますが、そのうち特に酸性度が高いものを指す場合にこの呼称が使われます。

この泉質は火山活動と密接に関係しており、地中で硫化水素や硫黄化合物が酸化・溶解することで硫酸が生成されます。玉川温泉(秋田県)や草津温泉(群馬県)などの火山性温泉がその代表例として知られています。pH1〜2台の極めて強い酸性を示すものもあり、金属を腐食させるほどの酸性度を持つ場合があります。

泉質の主な特徴と効能として次のような点が挙げられます。

  • 強い殺菌・消毒作用がある
  • 角質を溶かし、肌の新陳代謝を促す「美肌の湯」効果
  • 皮膚疾患(湿疹・アトピー等)への適応が期待される
  • 刺激が強いため、長湯や傷のある皮膚への入浴には注意が必要

酸性硫酸塩泉は個性的な泉質である反面、浴槽や配管の腐食が起きやすく、管理面でも特別な配慮が求められる温泉でもあります。

使い方・例文

草津温泉や玉川温泉など、強酸性で有名な火山性温泉を紹介する文脈や、温泉の泉質表示・効能説明の場面で使われます。

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