選挙区割りとは?
せんきょくわり
選挙区割りとは、選挙を行う際に有権者を地理的に区分する区域の設定方法のことです。
選挙区割りとは、国会議員や地方議会議員などを選出する際に、全国または地域をいくつかの選挙区に区切る作業・制度のことです。どの区域をひとつの選挙区とするかによって、有権者の票の重みや政党・候補者の当落に大きな影響が生じるため、民主主義の根幹に関わる重要な問題です。
選挙区割りの主な目的は、議員一人あたりが代表する有権者数をなるべく均等にすることです。人口の多い都市部と人口の少ない地方で議員定数が変わらないと、「一票の格差」が生じ、都市部の有権者の票が地方の有権者の票より価値が低くなります。日本の最高裁判所は過去に何度も一票の格差が違憲状態にあるとの判断を示しており、定期的な区割り見直しが求められています。
区割りの方法として代表的なものには以下があります。
- 小選挙区制:一選挙区から一名を選出する方式
- 中選挙区制:一選挙区から複数名を選出する方式
- 比例代表制:政党の得票率に応じて議席を配分する方式
また、特定の政党や民族集団に有利になるよう意図的に区割りを歪める「ゲリマンダリング」と呼ばれる不正な区割り操作も世界的に問題視されています。日本では衆議院議員選挙の区割りを第三者機関である衆議院議員選挙区画定審議会(区画審)が担当しています。
使い方・例文
国勢調査の結果を受けて人口分布が変化したとき、一票の格差を是正するために選挙区割りの見直しが議論される場面でよく使われる言葉です。
この用語をシェア
最終更新: