道行コートとは?
みちゆきこーと
道行コートとは、和服の上に羽織る和装用のアウターで、衿が四角く開いた独特の形が特徴です。
道行コートは、着物の上から着用する和装専用のコートです。最大の特徴は「道行衿(みちゆきえり)」と呼ばれる四角形に開いた衿の形にあり、この衿型が名称の由来ともなっています。
和服姿で外出する際に防寒・防塵・雨よけを目的として用いられます。フォーマルからカジュアルまで幅広い場面で活躍しますが、茶席などの格式ある場には向かないとされ、玄関先で脱ぐのが礼儀とされています。
素材や柄によって格が変わり、主な種類としては以下のものがあります。
- 無地や一色染め — 礼装向けの格式ある道行コート
- 小紋や紬地 — カジュアルな外出着に合わせるもの
- 絵羽模様 — 訪問着などフォーマルな着物に合わせる格高めのもの
道行コートの丈は着物の裾から数センチ短くするのが基本で、着物の柄や色とのコーディネートも楽しめます。現代では洋装コートに押されていますが、着物文化の復興とともに改めて注目されているアイテムです。
使い方・例文
成人式や卒業式など着物で出席する式典の際、電車移動や屋外での防寒として道行コートを羽織る場面でよく登場します。
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