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連結調整とは?

れんけつちょうせい

連結調整とは、親会社と子会社の財務諸表を合算して連結財務諸表を作成する際に、グループ取引の重複などを消去・修正する会計処理のことです。

連結調整(れんけつちょうせい)とは、企業グループ全体の財務状況を示す連結財務諸表を作成するにあたり、親会社と子会社それぞれの個別財務諸表を単純合算したままでは生じる矛盾や二重計上を取り除くための一連の会計処理を指します。

連結財務諸表は複数法人を「ひとつの企業集団」として捉えるものですが、個別財務諸表を単純に足し合わせると、グループ内で行われた取引が外部取引として誤って計上されてしまいます。主な連結調整の内容は以下のとおりです。

  • 内部取引の相殺消去:親子会社間の売上・仕入れ、受取手形・支払手形を相殺する
  • 内部利益の消去:グループ内で販売した棚卸資産・固定資産に含まれる未実現利益を消去する
  • 投資と資本の相殺消去:親会社の子会社株式と子会社の資本金を相殺し、のれんや非支配株主持分を算出する
  • 配当金の調整:子会社からの配当を親会社の受取配当から消去する

これらの調整を行うことで、外部の投資家や債権者はグループ全体の実態を正確に把握できます。日本では金融商品取引法や会社法の規定に基づき、一定規模以上の企業集団には連結財務諸表の作成・開示が義務付けられています。

使い方・例文

株式投資の際に有価証券報告書を読む場面や、公認会計士・税理士の試験勉強で「連結仕訳」「連結精算表」として登場します。M&Aや持株会社化の文脈でも重要な概念です。

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