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逆打ち工法とは?

さかうちこうほう

逆打ち工法とは、地上から地下に向けて通常とは逆の順序で地下躯体を構築しながら同時に地上階も施工する建設工法です。

逆打ち工法(ぎゃくうちこうほう)は、地下構造物の建設において、通常の「地下掘削→地下躯体構築→地上躯体構築」という手順を逆転させた工法です。

施工の流れとしては、まず地中連続壁(地下外壁)と本設の柱・杭を先行構築します。次に地表面レベルで1階床スラブを打設し、それを足場・土留め支保工として利用しながら上方向(地上階)と下方向(地下掘削)の施工を同時並行で進めます。

主なメリットは以下のとおりです。

  • 地上・地下を同時施工できるため工期を大幅に短縮できる
  • 1階スラブが切梁の役割を果たすため、大深度掘削でも剛性が高い
  • 市街地での安全な施工が可能で騒音・振動も軽減できる
  • 悪天候時でも屋根(上部スラブ)の下で作業できる

課題と適用場面として、施工管理が複雑になること、地下内部での掘削土搬出に工夫が必要なこと、コストが比較的高いことが挙げられます。超高層ビルや地下が深い大型施設、都市部での地下鉄駅舎など、工期短縮や周辺環境への配慮が求められる大規模プロジェクトで特に有効な工法です。

使い方・例文

都心の超高層ビル建設で地下5階・地上50階を同時施工する場合など、工期短縮と周辺環境への影響最小化が求められる大型プロジェクトで採用されます。

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